No.39 短時間勝負

 船宿などで親しくなった釣友とともに遊漁船に乗る機会が増えて、少しカヤックから遠ざかっていました。ボッチが多い私としてはありがたいことです。以前は仕事仲間などで釣りをする人と知り合って一緒に釣行ということもありました。そうなると仕事の延長線上ということもあって息苦しく、ボッチの方が楽ということもありました。純粋に釣りだけ、という付き合いは楽なもんです。

 1ヶ月以上、間が空いたので海の様子が全くわかりません。海域にはいたので、潮の濁りや赤潮、イワシの寄りについては知ってました。しかし狭い海域限定のカヤックでは参考程度にしかなりません。準備しているカヤッカーに声をかけてみました。

 ゴールデンウィーク前後に青物が回っていたこと、今はダメだがベイトは残っていること、深場の方が良さそう、などなど情報を頂きました。これは運が良ければ青物釣れるが、早々回ってこないパターン。

 夜明けとともに出艇します。曇り空でラッシュガードだけでは波をかぶった時に寒かった。今日は魚探が見えるように偏光グラスでは無いサングラス。

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 水深10m過ぎると、おそらくはイワシのベイトがちらほら映る。先行者の側で一瞬、捕食者と思われるカゲが出たのでタイラバ投入。艇の行き足でラインが後ろに斜めになっちゃったけど無理やり巻いてると1投目からゴン。

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 久しぶりマゴチ。遊漁船で釣れなくて、食いたいと思ってました。ラッキーです。反応が小さくすぐ抜けてしまうし、青物がついてる様子はなかったので、沖に向けて移動しました。ここから40mラインまで無反応。

 定置網の沖にベイトの大きな反応あり、海面から20mくらいイワシがビッチリ。魚探が水深7mとか言ってます。時折跳ねるいい雰囲気。しかしやはり大型魚の気配はなく、ジギングにはあたりません。付近を回遊してると思い、シイラ用に持ってきたポッパー投げまくりましたがダメ。まだ早いか。

 三戸根を偵察してみましたが、ここも不発でした。ここで魚探の電池切れ。まだ1/3くらいある表示だったのに...。定置沖のお祭りを期待してタイラバしつつ待っていたんですが、日が高くなると反応は散ったようで、鳥たちもいなくなってしまいました。この時点で9時。

 粘っても疲れるだけだし、風も出てきそうなので超早上がり。起き上がりの時間が自分で決められるのがいいところ。

 帰ってさばいたマゴチの腹にはイワシは入ってませんでした。カニと多分、ホウボウの幼魚、そして小さなタコ。タイラバってタコイカの幼生に似てるのかもね。

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